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chain process

チェイン・プロセスは、あなたの目標・ゴールを達成するまでの過程や、達成した瞬間を前もって体験するワークです。

梅干しを口に入れることを想像すると、口の中に唾液が出てくることがあります。現実には目の前に梅干しがなかったとしても、脳はそこに梅干しがあるかのように認識をしているのです。つまり、人の脳はイメージと現実の区別がついていないということです。この脳の仕組みを利用して、目標やゴールを達成するイメージを繰り返すことで、まるで本当に達成したかのような感覚を体験するのがこのワークの目的です。
 
< このワークで得られることの例 >
次のような体験をされている方がいらっしゃいます。
目標・ゴールを達成したときの感情や体感を前もって体験するので、できて当然という感覚が得られる / 「達成した自分」というセルフイメージを持つことができる / ゴールに近づいているのか、遠のいているのかを感じることができる / 達成するために必要な情報をキャッチする能力が高まる / 目標・ゴール達成のタイミングが近く感じるようになる / 達成した後の自分の視点で、今後のアクションプランを考えることができる

TIPS

心理学 NLP を活用したコーチングセッションの記録用ページです。

ワークを始める前に

まず「いつ、どんなことを達成するのか」目標・ゴールを決めましょう。そして、そこに至るまでの過程に3つのマイルストーン(STEP1・2・3)を置き、それぞれに「いつ、どんなことが起こっているのか」を設定しておきましょう。

 

ワークをする時は、自分がいる場所の足元に「現在」と書いた付箋を貼ります。そして、それを起点に未来のタイムラインを設定して、手前から順に「STEP1」「STEP2」「STEP3」「目標・ゴール達成」「ビジョン」の付箋を置いていきます。ワークの間は、実際にその時間の流れに身を置きながら、それぞれの瞬間を体験していきます。

 

実際に身体を動かすスペースがない場合は、日記帳の「chain process」のページにあるタイムラインの上に、自分を表すアバター(小さな人形やガラス玉などなんでもOK)を動かし、自分がその時間の流れの中にいることをイメージながら考え言語化することをおすすめします。もちろん、手元の紙にタイムラインを手書きしたもので代用されても構いません。

 

アンカリング(※)について

アンカリングは、自分の今の状態を、理想の状態に瞬時に変化させるスイッチのようなものです。

 

昔使っていた香水の香りをかいだ時に、当時のことを懐かしく思い出したり。学生時代に聞いていたヒット曲がかかると、テンションがあがったり。何か刺激を与えると、特定の感情や状態を呼び起こされたことがあると思います。その一連の流れのことをアンカリングといます。イチロー選手がバッターボックスに入る前に行っていた有名なルーティンも、アンカリングになります。

 

心理学NLPでは、特定の刺激と理想の感情や状態を結びつけた「アンカー」をつくり、必要な場面で「アンカリング」を発動させることで成果・成長を生み出すサポートをすることができると考えています。

​このワークでは、ガッツポーズや万歳の姿勢、胸に拳でトントンと叩いたり。ご自身のやる気や自信を高めてくれるアンカーを作ってみましょう。動きだけではなく「よしっ!」「やったー!」などの音の刺激を加えることも有効です。

ワークの手順

  1. 設定した目標・ゴールを言葉にする。
     

  2. タイムライン上の「現在」のポジションに入って、未来へ続くタイムラインをイメージできているか確認する。
     

  3. 「現在」のポジションに立ち、今おかれている状況をイメージする。そして、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを言語化する。
     

  4. 時間の流れを感じながら未来に向かって歩き、「目標・ゴール」のポジションに立つ。そして、達成している状況をイメージして、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを言語化する。
    ※達成なんて無理かも……と思ったとしても、もし願いが叶ったとしたらどんな状況になっていたら嬉しいかを、夢を描くように言語化してみてください。
    ※よりリアルに、より詳細にイメージできると、ワークの効果を実感しやすくなります。
     

  5. タイムラインからはずれて、再び「現在」のポジションに立つ。そして、再度、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを言語化する。
    ※2で言語化した内容から変わっても問題ありません。4で達成をしっかり体験しているので、話す内容が変化することはよくあることです。
     

  6. 時間の流れを感じながら、「STEP1」のポジションへ進む。そして、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを言語化する。
     

  7. 時間の流れを感じながら、「STEP2」のポジションへ進む。そして、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを言語化する。
     

  8. 時間の流れを感じながら、「STEP3」のポジションへ進む。そして、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを言語化する。
     

  9. 時間の流れを感じながら、「目標・ゴール」のポジションへ進む。そして、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを再度言語化する。達成していることをしっかりと味わって、そのイメージと感情を感じながらアンカリング(※)する。
     

  10. さらに一歩前へ進み、「ビジョン」のポジションに立つ。そして、見えている景色、聞こえてくる音(声)、感じていることを再度言語化する。
    ※ここでは、あなたが目標・ゴールを達成した先の未来に起こる、いいこと、恩恵、良い影響をイメージします。
     

  11. タイムラインからはずれて、再び「現在」のポジションに立つ。そして、5~10をのステップを3~5回繰り返す。だんだんとスピードをアップし、だんだんとイメージを強化させて逆に言語化の量を減らし、タイムラインがスムーズに流れるように何度も繰り返す。
     

  12. 最後は、「目標・ゴール」のポジションでしっかりアンカリング(※)をしたら、タイムラインからはずれてワークを終える。

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